祭りの後
ウチの学校の秋といえば行事週間。
芸能祭(舞台発表)から始まり、体育祭・創作展(各クラスごとに出し物をやる)と、
お元気すぎる生徒達にお灸をすえんとばかりのハードスケジュールです。
・・・と、お外からわざわざおいで下さっている方のための説明はこれまで。
本題。
<芸能祭>
今年も暑かったですね〜・・・。
今年はSTAFFじゃなかったので、途中退場できてありがたかったです。
まずは1日目。
朝から気が気ではなかったです。
ウチの演劇部の出番があったので。
と言いますのもウチの演劇部のやる台本がエラい奇抜で・・・。
出だしで滑った日にゃあ、40分間地獄です。
もう心配で前日から殆ど眠れずじまいでした。
でも、やっぱり祭りとなればテンションあがりますねー。
知ってる人もたくさん舞台にあがってたし。
しっかり友人のバンドの演奏を楽しんでから演劇部の集合場所に。
なんかもう、RPGでこれからボス戦を控えている勇者の気持ちでしたが。
そして出陣。
・・・どきどき。
ワタシも声(アナウンス)で出演する部分があったので、
もう口から心臓どころか全部出そうな気持ちでした。
しかもリハの度にテンパってセリフ(アナウンスですが)早くなってたし・・・。
結果。
う〜ん・・・なんとかゆっくり読めた・・・かなぁ・・・。
アナウンスが終わったあとは結構落ち着いて音響に取り組めました。
初めて笑いが起きた時は、
音響ブースにいたメンバー全員ガッツポーズでした。
保護者ウケはしなかったなと思いましたが、
生徒は割と楽しんでくれたようなのでよかったです。
とはいえ課題がたくさん残る舞台ではありました。
その辺は今後の後輩達に期待ですね。
2日目。
もう出番もないので純粋に祭りを楽しむのみです。
友達と2人で見物に。
いやー、歌のうまい人っているもんなんですねー。
本当にうらやましかったです。
芸能祭を見るといつも音楽がやりたくなります。
先生達のデュオもよかったなー。
フォークも良いですね。
そんなこんなの芸能祭でした。
芸能祭終了後の放送委員長の男の子の涙には胸が熱くなりました。
<体育祭>
お疲れ様でした。
祝☆男子ムカデ競争1位。
<創作展>
行事週間のハイライトです。
ワタシもこれで演劇部を引退するということで、気合入りまくりでした!
2日間で5回公演です。
(初日2回、2日目3回)
初日。
1回目のお客さんは身内が多くすごくて盛り上がってくれました。
思わぬところで笑いが取れてビックリしました。
俄然やる気が出ましたね。
ところが2回目。
お客様が来ない来ない。
客席の半分ほどが埋まった状態で公演開始です。
・・・盛り上がらない。
1回目で笑いが取れたところも「シ〜〜〜〜ン」となったまま・・・。
「うわー、どうなるんだろう・・・」とひやひやしました。
ですが、結果は演劇部の粘り勝ちでした!
大きな笑いは取れなかったものの最後には笑い声もちらほら。
カーテンコールまで終わった時は本当にホッとしました。
「1回目は身内だったから笑ってくれたんだ」ということが良くわかった回でした。
笑いを取るって大変ですね・・・。
良い教訓になりました。
2日目。
3回目の公演。
午前中1発目はなかなかお客さんが集まりませんでした。
それでもなんとかお客さんを集めて公演開始。
今回の劇はコメディで殺陣なんかもあったのでお子さまには大人気でした。
子供(の反応)は嘘をつかないので、子供に受けたことは素直に嬉しかったです。
そして、午後1発目の4回目。
客引きを頑張ったら今度は超満員!!
お陰さまでパンフレットがなくなりました。
でも・・・気負いすぎたのか反応はイマイチでした。
セリフは飛ぶし、音響もミスが・・・。
公演後、最終公演に向けて気合を入れるため皆で円陣を組みました。
そうして向かえた最終公演!!
これはもう・・・満足でした。
言葉にならないです。
終わった後、「これで終わったんだ」と思ったら泣けてきてしまいました。
劇部での2年半の思い出が次から次へと頭をよぎりました。
と、思い出に浸っていたら後輩の子がワタシを呼びにきまして、
花束をもらいました。
まさかお花をもらえるとは思っていなかったので、また涙・・・。
どうしようもないですね。
止まらなかったです。
ワタシは中学時代さほど部活動を頑張らなかったので、
高校に入って初めて一生懸命部活に打ち込んだのですが、
いいですね、部活。
生まれて初めて「友達」じゃなくて「仲間」ができました。
かけがえのない「仲間」です。
後輩の子が「離れても絆は続く」と言ってくれた(部誌に書いてくれた)のが、
本当に嬉しかったです。
もう・・・幸せです。
そんなこんなで温かい涙で幕を閉じた行事週間でした。
帰り道の満月が眼に眩しすぎました。
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