将来の夢





ずっとずっと、

本当に子供の頃から作家になりたかったんです。

でもって、

ずっとずっと、

いつかは慣れるんじゃないかと信じてたんです。

それはワタシのいつもの根拠のない自信でしかなかったのに。

それに気付いたのが高校生になってからと言うのだから、
皆さんにもワタシのアホさがわかるってものです。




高校生になって、

作家にはなれないだろうと思ったのは、

「将来の夢」が「将来の夢」でなくなってきていることに
気付いたからなんです。

ワタシにとって「将来の夢」というのは、

「なりたいけどなれないよね〜」ってもので、

「なるんだ！！！」ってものじゃなかったんです。




だから、

ワタシの周りにいる本当の「夢」を持った人たちが、
すごーくすごーくカッコよく思えるんです。




とか思っているうちに、

ワタシは自分を見失ってしまった気がします。

これから先どうしたらよいのか、

何を目指したらいいのか、

わからなくなってしまったんです。

そうなんです。

今までワタシは何の為に勉強してきてたかというと、

高校に行くためだったんです。

大嫌いだった（友達とかは好きだったけど）中学から
放たれて、

今度こそ楽しい学校生活を満喫するんだ！！と。

その目的を達成し、

目指すものもない今、

どうしたら良いのやら・・・。




この気持ちを切り替えなきゃ。

じゃなきゃどうにもこうにも動けない・・・。

・・・ってわかってるのになぁ。